唐澤貴洋Q&A

インターネット上を始め、世の中には唐澤貴洋弁護士に対する事実無根のデマや誤解が広まっています。

当ページでは、正しい事実を広めるとともに、誤った事実がなぜ定着するに至ったかの解説もしております。

唐澤貴洋に関するウソ・デマには決して騙されないようにしましょう。

ご注意

2019年8月11日、唐澤貴洋の公式YouTubeチャンネルに『唐澤貴洋Q&A~なぜYouTubeを始めるのか~』という、当ページと著しく類似したタイトルの動画がアップロードされました。

当サイトは、唐澤貴洋の公式YouTubeチャンネルとは何の関係もございませんので、ご注意ください。

唐澤貴洋は青春時代、大便を漏らしたことがある。

根拠はありません。

唐澤貴洋が自分への批判・悪口に対して大量のIP開示請求を行った際、「脱糞」「うんこ漏らし」に類する悪口が高確率で開示対象となっていました。30過ぎた大人が「うんこたれ弁護士」などの小学生レベルの悪口に本気で怒り、法的措置をとるいうことが面白がられ、馬鹿にされると同時に、何かよほど探られたくないことや過去のトラウマを持っているのだろう、と強く推測されることになりました。

これが元ネタとなり、「中学時代、授業中に脱糞をした(絶叫脱糞シリーズ)」や「九州へ向かう高速バスの中で脱糞した(高速バス脱糞シリーズ)」等のエピソードが創作され、流布しておりますが、いずれも何らかの具体的な証拠に基づくものではありません。

唐澤貴洋は核兵器を保有している。

根拠がありません。

これは、掲示板ユーザーがサジェスト汚染をするうちに付け加えられた設定であり、現実に唐澤貴洋弁護士が個人的に核兵器を保有しているという証拠はありません。「唐澤貴洋を誹謗中傷するものはIPを開示されたあげく自宅に核が落とされる」とか、「唐澤貴洋の唱える『優しい世界』とは核による恐怖政治である」という説は定番の設定と化していますが、荒唐無稽な作り話と考えられます。

唐澤貴洋は弟を殺害した。

根拠がありません。
これは、唐澤貴洋がTwitterで「弟を青春時代に失ったことが全ての基点だった。自分の無力感。なぜこんなに無力なんだ。自問自答する日々。最終的に出会ったのが法律だった」と語っていたのが元ネタとなり、いつの間にか「唐澤貴洋は弟を用水路に突き落として殺した。生きるため仕方なかった」等の設定がまことしやかに語られるようになったものと思われます。
しかし、唐澤貴洋が弟厚史の殺害に関与したことについて、何らかの証拠が提出されたことはありません。また、唐澤貴洋はFacebook上の投稿で、容疑を否認しています。

 

なお、弟の他にも、2013年に唐澤貴洋弁護士に法廷で勝利を収めた女性弁護士が、その半年後に不審な自殺を遂げていることや、唐澤弁護士の元上司で、唐澤弁護士を揶揄するような発言をネット上で繰り返し、恒心教とも交流のあった男性弁護士が、2年後に失踪したこと等を指し、「唐澤貴洋が殺した」とする説が公然と吹聴されています。

唐澤貴洋弁護士に関わる二人の弁護士が消えたことは事実ですが、しかし、これらの事件について唐澤貴洋が関与している何らかの証拠が提出されたことはありません。

唐澤貴洋の弟はダチョウである。

ありえません。

上述の通り、唐澤貴洋は弟の殺害への関与を否認する声明を発表しています。その声明の一部で、「当職の弟は厚史という名前でした。弟は、地元の悪いもの達に、恐喝され、多摩川の河川敷で、集団暴行にあった翌日に親にもいえず自殺しました。弟が16、私が17のことでした」と、弟の本名と死の状況、享年を公表しました。
唐澤貴洋の弟の死について詳しく知られたことで、ハセカラ民も反省し「せめてネット上で弟さんの冥福を祈ろう」という心やさしい機運が高まりました。しかし、無料のネット墓が「ペット用」のものしか見つからなかったため、とりあえず代用として「ダチョウのATSUSHI君」の墓がネット上に作られる運びとなりました。
その日以来、唐澤貴洋の弟・厚史君の代理的シンボルとして、ダチョウのATSUSHI君が用いられております。

余談ですが、恒心教徒の熱心な捜索により、2016年初夏には唐澤厚史君の本物の墓が田園調布で発見され、多数の恒心教徒がお墓参りに訪れています。

唐澤貴洋はコーランを焚書し、ムハンマドを中傷した。

根拠がありません。

唐澤貴洋を教祖として崇める宗教「恒心教」には、他の宗教・思想を尊重し、干渉しないという特徴があります。しかし、イスラム教だけはその例外とされており、決して容認せず断固排除すべし、と定められております。このことが、教祖である唐澤貴洋がコーラン燃やしつつムハンマド馬鹿にした、という推定につながったと思われます。

しかし、唐澤貴洋はホームページ上で「特定の宗教を信奉しているわけではありませんが、キリスト教が教える倫理は今でも私の中で生きています」と発言しており、そもそも自分が「恒心教」の教祖であることを否定しているため、上記の推定には根拠がありません。

唐澤貴洋はオウム真理教と深い関係にある。

肯定する証言もありますが、証言の信憑性に問題があります。

オウム真理教とは、麻原彰晃を尊師として崇拝する宗教団体で、サリン散布テロ等の凶悪犯罪を実行したことでも知られています。
唐澤貴洋弁護士がこのオウム真理教の信者であるとか、麻原彰晃の後継者であるという説があります。
これは元々、掲示板ユーザーがふざけて唐澤貴洋弁護士を過度に神格化し、「尊師」などと称して祭り上げたことに由来すると考えられます。さらに、唐澤貴洋尊師を崇拝する新興宗教「恒心教」が、「ポア」や「サティアン」など、オウム真理教の用語を多数借用して活動していることも、唐澤貴洋がオウム真理教と結びつけられる要因になったと思われます。
 
唐澤貴洋は、恒心教について「私の事務所名を勝手に使ってインターネット上で悪ふざけをする集団である」という趣旨の発言をしており、関係を否認しております。
その一方で、唐澤貴洋弁護士の元上司である小西一郎弁護士により、「唐澤貴洋弁護士は、尊師と呼ばれ神格化されることを実は喜んでおり、昼休みにオウムソングを上機嫌で歌っている」という証言がなされております。
しかし、この証言は恒心教徒であるださいたま氏による伝聞にすぎず、また小西弁護士が冗談や撹乱目的で発言した偽証である可能性もあることから、信憑性に大いに疑問があります。(なお、小西弁護士はこの発言の約1年後、謎の失踪を遂げており、現在でも行方がわかっていません。)
また、私が調べた範囲では唐澤貴洋とオウム教団との癒着の根拠に関しては一切発見できませんでした。

唐澤貴洋は語尾に「ナリ」をつけてしゃべる。

根拠がありません。

唐澤貴洋弁護士がいかにも言いそうなセリフとして、「ももクロライブに行くナリよ~」というセリフが流行したことから産まれた設定ですが、現実に唐澤弁護士が語尾に「ナリ」をつけて話したという事実は確認されておりません。

ただし、唐澤弁護士がFacebook上で、以前に誤って唐澤弁護士に関するデマを広めてしまった他の弁護士に対し、痛烈な皮肉を浴びせようと「奥村先生 その節はお世話になりました。当職に確認もせずに誹謗中傷された件では先生のご見識を疑いましたが、お元気でなりよりですと発言していたのは事実です。

唐澤貴洋の弁護士バッジは段ボール製の偽物である。

誤解です。

唐澤貴洋は、弁護士資格を有していないニセ弁護士で、段ボール製の弁護士バッジをつけているという説があります。これは、唐澤貴洋が本物の弁護士であれば当然有していると期待されるべき程度の能力を有しておらず、弁護士としての見識に欠け不適格である、とネットユーザーにより評価されたことに由来すると思われます。
もし唐澤貴洋が弁護士の資格を有していない場合、弁護士法72条及び74条に照らし、唐澤貴洋は弁護士法違反の犯罪者となり、何らかの処罰が期待されるところです。

この点、日本弁護士連合会のサイトでは、特定の個人が実際に弁護士資格を有するかどうかを検索により確かめることが出来ます。そこで、「唐澤貴洋」と氏名を検索してみると、「登録番号43044 唐澤貴洋 第一東京弁護士会 法律事務所Steadiness」というデータがヒットします。ここからわかるのは、唐澤貴洋は法的に間違いなく弁護士の資格を有しているということです(2018年現在)。


なお、「唐澤貴洋は実力ではなくコネで司法試験に合格したのではないか」という疑惑があります。

確かに、司法試験において不正があることはマスコミ等でもたびたび報じられています。2015年には、司法試験の問題を作成した大学教授が教え子に問題を漏洩していたことが明らかになり、激しい批判を集めました。

このような不祥事があると、司法試験は必ずしも公平・公正に行われているとは限らず、強力なコネがあれば合格をねじ込める可能性もあるという印象をもたれるのも仕方ないでしょう。

しかし、唐澤貴洋が政経界にきわめて強力な発言力を持つ親族のコネを利用し司法試験に不正に合格したという噂については、具体的な証拠はありません。

唐澤貴洋は法廷で全裸になったことがある。

ディテールにおかしいところがあり、ウソだと直ぐに分かる代物です。

法廷での答弁中、唐澤弁護士が突然全裸になり、警官に取り押さえられた、というニュースが流布しておりますが、これは全くのデマです。

精巧な法廷画風のイラストにニュース画面のテロップを貼り付け、それをテレビ画面に投影して撮影したものが悪戯でTwitter上に投稿され、疑うことを知らないユーザー達によってそれが広く拡散された、というのが真相です。

これについては、毒舌で知られる黒田厚志弁護士がTwitter上で「ディテールにおかしいところがあり、ウソだと直ぐに分かる代物」とコメントしており、「そういう問題か?」と総ツッコミを受けることとなりました。

 

なお、この悪戯に味をしめた恒心教徒により、後日「唐澤貴洋弁護士が法廷で銃乱射」という嘘ニュースが流布され、Twitterユーザーによって大いに拡散されました。これについては、黒田厚志弁護士からは特にコメントはありませんでした。

唐澤貴洋は裁判から逃げたとして批判されている。

事実です。

唐澤貴洋は、Facebook上で全ては公開の法廷で投稿者は実名で自己のしたことの正当理由を語ってもらいます」、「君達についた弁護士が君達の正当性を立証できるか、法廷で拝見致します、さらにTwitter上で「権利侵害者には公開の法廷で、名前を名乗り衆人環視のもと、自分の違法行為について、反論をする機会が与えられます。そのときあなたは裁判官の目を見られるかと発言しています。

いかにも、「自分は弁護士であり、卑怯な匿名の掲示板ユーザーとは違う。逃げも隠れもしない、実名で顔を突き合わせ、法廷で堂々と戦おうではないか」という確固たる意思が伝わってくる文章です。

 

さて、2015年に、唐澤貴洋がNTTコミュニケーション株式会社(以下、NTT)を相手取って起こした裁判がありました。

これは、NTTが唐澤貴洋に、殺害予告をしたユーザーの個人情報を渡さなかったことから、唐澤貴洋がNTTに対し「ユーザーの個人情報の開示」および「開示しなかったことによる精神的苦痛の損害賠償金として300万円」を要求した裁判です。この裁判は、唐澤弁護士とユーザーの直接対決ではないものの、本騒動に限りなく関係の深い裁判であり、非常に多くのユーザーが関心を寄せました。当然、傍聴希望者も相当な人数にのぼりました。

しかし、まさに公開の法廷で口頭弁論が行われる3日前(土日を挟んでいるため、実質的には口頭弁論の前日)になって突如、唐澤弁護士は裁判をドタキャンします(延期手続)

その後、非公開の手続のみで裁判は進行し、この事件について公開の法廷での口頭弁論が行われることは最後までありませんでした。

 

自分は逃げも隠れもしない、公開の法廷で顔を出して実名でやりあおう、などと言っておきながら、いざ裁判になるとドタキャンし、結局最後まで公開の法廷対決を避け続けるという姿勢は、大いに失望と怒りを買うことになりました。

唐澤貴洋は、顔も名前も出せない弁護士として批判されている。

事実です。

「判例データベース」というものがあります。これは、過去の裁判例を集積したサービスで、学術的にも、実務的にも非常に重要な意味を持つ資料です。

判例データベースでは、プライバシーに配慮して、裁判の当事者の個人名は伏せ字にされることがあります。

しかし、担当した弁護士の名前が秘匿されることは通常まず有り得ません。たとえ結果的には敗北した裁判であったとしても、弁護士としての矜持から、また公開裁判の原則から、どの弁護士でも当然にデータベースに本名が掲載されます。

さらに、特定の弁護士が過去に担当した裁判を調べられるようになっているのは、データベースの重要な機能であるとも言えます。なぜなら依頼人には、弁護士がどのようなスタンスなのか、信頼が置ける弁護士なのかを知る権利があるからです。

 

しかしある日、弁護士唐澤貴洋の関わった判例が、データベース上では「弁護士○○○○」や「弁護士(略)」などと秘匿された表記に変更されます。誰が圧力をかけたのか知る由もありませんが、データベースに弁護士の名前が記録されている理由、趣旨を理解できない者が弁護士唐澤貴洋の名前を消させたのだと結論されています。これは、依頼者の立場に立って考えてみると、到底妥当できる行為ではありません。

 

ひとつ前の質問にあるように、唐澤貴洋は公開の法廷における裁判をドタキャンしましたが、これは「注目を浴びる裁判で、人前に姿を現すのを嫌ったから」とも解釈できます。さらに、唐澤貴洋弁護士のホームページで公開されている自画像が「イラスト」であること、公道を歩いている姿を撮影した画像を公開されただけで裁判を起こす等、複数の事実を総合的に勘案すると、唐澤貴洋は顔も名前も出せないような弁護士であると結論するほかありません。

 

(追記)

極端に顔出しを嫌っていた唐澤弁護士ですが、2016/10/21、NHKニュース内で顔出しで取材に応じたものが放映されました。また同年11/12、11/24には、主に「業務妨害の被害者」という立場で大勢の前で講演も行っております。

したがって、唐澤貴洋は「ネット犯罪の被害者としては顔も名前も出せるが、本職たる弁護士活動では顔も名前も出せない」と結論づけることが出来ます。

唐澤貴洋は警察を私物化しているとして批判されている。

事実です。

唐澤貴洋の一族には政治・経済界の有力者が多く、「名門」「上流階級」と呼ばれるにふさわしい家柄です。それを受けてか、唐澤貴洋は一般国民では考えにくい高待遇を享受しています。

たとえば、一般に日本の警察は「ストーカー事件に対しては何も出来ない、簡単に動かない」と批判されることがありますが、こと唐澤貴洋に対しては、「インターフォンを鳴らされただけで20人近い警察官が緊急出動する」という不可思議な事態が生じます。

また、事務所の周りを警察官にパトロールさせていることも明らかになっています。強力なコネを持たない一般国民であれば警備会社等に報酬を払って委託する業務を、なんと税金で行わせることが出来るのです。

さらに、法律事務所の外観写真を撮影しただけで、張り込んでいた警察官に職務質問されるなどの例も多数報告されています。

こういった数々の報告からは、政経界への強力なコネを利用すれば警察官の私兵化もたやすい、という驚くべき実態が浮き彫りになっており、「国営セコム」と揶揄されています。

唐澤貴洋はドルオタ(アイドルオタク)である。

事実と思われます。

明確な証拠はありませんし、本人も否定しています。

唐澤貴洋が恒心綜合法律事務所の公式Twitterアカウントで女性アイドルを多数フォローしていたことは事実です。その中には13~15歳の若いアイドルグループも含まれていたことから、唐澤貴洋はドルオタ、ロリコンと揶揄されることとなりました。

 

これについては、「個人のアカウントでフォローするのは自由だが、弁護士事務所の公式アカウントでフォローするのは公私混同行為であり、社会人として非常識ではないか」という批判や、「何の問題も抱えていないアイドルを弁護士事務所の公式アカウントがわざわざフォローするのは、何らかのスキャンダルを抱えていると邪推されイメージダウンにつながるのでは」などの批判も浴びせられました。

 

また、唐澤弁護士はTwitterで以下のような宣伝を掲げていたことでも知られています。

 

芸能人は評判が命です。整形,男女問題,根拠のない噂が芸能生命を短くします。 所属事務所に相談されていない問題も秘密厳守でご相談にのります。誹謗中傷対策は恒心綜合法律事務所に。

 

これに対しては、「かりに未成年のアイドルに弁護士が介入すべき何らかの事態が発生しても、通常は所属事務所がお抱えの弁護士に連絡するのが常識であり、アイドル自身に対して営業する意味がない」という意見も寄せられ、「純粋な営業としてではなく個人的な趣味嗜好である」と決めつける風潮と相俟って「事務所にもいえない問題に秘密厳守で相談にのりますという宣伝文句に、下心が透けて見えるようで気味が悪い」という中傷も聞かれました。

 


さて、この「ドルオタ疑惑」については、のちに唐澤貴洋本人がコメントしています。
インタビュー記事で唐澤は「アイドルオタクだと何がいけないのだろうか。ちなみに、私自身はアイドルについては詳しくない。私の趣味は映画鑑賞と本を読むことで、アイドルは専門外の話だった。」と力説しており、「名誉毀損と関わりがある政治家、芸能人、著名人などをTwitterでフォローしていた。」と説明しています。

 

この説明を受け、以下のような意見も寄せられています。

 

・法律事務所が誹謗中傷問題、名誉棄損に力を入れているから、公式Twitterでアイドルを大量にフォローしました、というのは意味不明。宣伝としての効果は薄く一般的でもない。結局は個人的趣味ではないか。

 

・比較的マイナーなアイドルや年若いグループも手広くフォローされていたが、本当にアイドルに詳しくないのか。

 

・「何の問題も抱えていないアイドルを弁護士事務所の公式アカウントがわざわざフォローするのは、何らかのスキャンダルを抱えていると邪推されイメージダウンにつながるのでは」という批判についてはどう考えているのか。「名誉毀損と関わりがある著名人をフォローしていた」と言ってしまっている。

 

・自分の宣伝のためならアイドルが風評被害にあおうと関係ないのだろうか。

これらの問題点・疑問点が解決したとは言い難いですが、一応本人の説明ではアイドルオタクではない、アイドルを大量にフォローしていたのは宣伝・営業目的、ということです。

注:2018.11.12 事実関係の再調査により、結論を変更しました。

唐澤貴洋はロリコン(小児性愛者)の犯罪者である。

誤解です。

上記、唐澤貴洋が法律事務所のTwitterアカウントで大量にフォローしていたアイドルの中には、15歳前後の若いアイドルも何人か含まれておりました。このことから唐澤貴洋は「ロリコン」という設定が定着していくこととなります。

(勘違いされがちですが、唐澤貴洋は10代前半のジュニアアイドルばかりフォローしていたわけではありません。)

 

さらに誹謗中傷がエスカレートする中で、「女児を誘拐して監禁・暴行・殺害した」等の創作が広まってゆきました。しかし、これは確認された何らかの事実に基づくものではありません。

 

また、ユーザーが閲覧した動画タイトルをTwitter上に自動公開する「Plays Now」というアプリにより、唐澤貴洋が三鷹市の女子高生の流出動画をはじめとする複数の児童ポルノを閲覧していたことが公開されてしまう事件がありました。

このことはニュースサイトでも報道され、同業の奥村徹弁護士からも「児童ポルノを見るのも同罪」とコメントされる事態となりました。

しかし、後にこれは唐澤貴洋本人ではなく、別のユーザーによるなりすましアカウントであったことが判明しました。

 

結論として、唐澤貴洋はたびたびロリコン疑惑が上がるものの、確認された事実はジュニアアイドルをフォローしていた程度であり、ロリコンと認定できる確たる証拠はありません。また、仮に唐澤貴洋がロリコンというのが事実だとしても、それ自体には何らの犯罪性もありません。

唐澤貴洋は詐欺師である。

そのような事実は確認されておりません。

まず、唐澤貴洋が詐欺に加担しているという説は、「DIOジャパン事件」に由来するものと思われます。

DIOジャパンとは、被災地支援と称して被災者雇用に力を入れていた会社ですが、被災者に対する7000万円を超える賃金未払いの実態が判明した上に、40億円を超える国の補助金を不適切に受け取っていたことが判明。このことから、被災者いじめ・補助金持ち逃げの悪徳詐欺会社との批判が相次いでいました。

このDIOジャパンが業務停止となったのち、DIOジャパン側の代理人弁護士として登場したのが他ならぬ唐澤貴洋だったのです。このことから、唐澤貴洋もDIOジャパンの詐欺の片棒を担いでいたのではないか、と決めつけられてしまいましたが、証拠はありません。

 

また、唐澤貴洋が詐欺師扱いされているもう一つの理由は、唐澤貴洋の行っているIP開示ビジネス、いわゆる「パカビジ」に関係するものと思われます。IP開示は誹謗中傷問題の解決にほとんど寄与しないにもかかわらず、「インターネットの誹謗中傷は解決可能です」などと宣伝し、高額な報酬をせしめることが「詐欺まがいのビジネス」であるとして批判されているのです。(詳しくは、パカ弁とは?をご覧ください。)

唐澤貴洋は「ネット上のトラブルによる個人情報晒し攻撃」には断固反対の立場である。

明らかな誤りであり、弁護士業務への理解が浅いと言わざるを得ません。

唐澤弁護士が本騒動に関わることとなったきっかけは、「個人情報を晒され、悪口を書き込まれていたH君の弁護」であったことから、唐澤弁護士はネット上での個人情報晒しを断固として許さない、正義の弁護士であるかのような論説が見られますが、これは明らかな誤解です。

個人情報を晒して、悪口を書き込んで攻撃することを断固として許さないのではなく、同じ行為に対してもその時唐澤弁護士が置かれた状況によりスタンスが変わるのは当然です。以下の2例を検討してみましょう。

 

(実例1)

唐澤弁護士が、自身に対する殺害予告を書き込んだユーザーに対し、300万円の慰謝料・損害賠償金を請求する事件がありました。これを受け、「なんでも実況J」板は一時騒然とすることとなります。

一方、同板と敵対関係にある「嫌儲板」のユーザーは、「なんJの連中、ざまあみろ」とばかりに大喜び。唐澤貴洋を「嫌儲公認弁護士」と称賛するなど、大いに盛り上がります。そんな中、Twitterで唐澤弁護士に殺害予告をしていた者を発見した嫌儲板ユーザーは、当該ユーザーの過去の書き込みから、実名や住所を調べあげます。その様子は、まるでH君特定騒動の再来でした。

 

翌日、唐澤弁護士はFacebook上で「Twitterでの当職への殺害予告につき、加害者の親より謝罪の意を伝える連絡がございました。件の大学生の書き込みについて、ネット上の心ある方々のおかげで、淘汰することができました」と発言しました。

すなわち、実名や住所を調べあげ、喜々としてネット上に載せ、(自業自得とはいえ)批判や中傷を浴びせるという嫌儲板のユーザーの行為を公認し、感謝したのです。

 

(実例2)

名前は伏せますが、とある著名な女性コスプレイヤー様は「私に嫌がらせをする人物の実名や住所を調べ、ネット上に書き散らし、職場や学校に連絡します」 「(裁判前に謝罪がない場合)相手の素性は名前、生年月日、判明した住所、職場を全て公開しています。一生定期的に公開する予定です」と公言しております。

実際に、この女性コスプレイヤー様に中傷を行った者に対し、女性コスプレイヤー様は「早く消せクソボケ告訴するからなマジで」「早く死ねよマジで自殺しろよすぐに」と発言。開示請求によって当該人物の氏名・住所を入手した後は、その氏名や住所を執拗にTwitter上で公開し、さらには「今度は親御さんの名前も住所も公開するね」と脅迫しました。

なお、このように、開示された情報を不当に用いる私刑行為は、法律で禁止されております。※1

 

唐澤弁護士は以前に当該女性コスプレイヤー様の依頼を受任しておりました。また、その後の顧問契約の存否については不明であるものの、Twitterなどでは良好な関係を築いていることが観察されております。

そのため、上記開示請求は唐澤弁護士によるものであったか、あるいは唐澤弁護士による助言があったものと推察されております。よしんば何らの関与がなかったとしても、自らの依頼人であり親しい間柄でもある者がこのような法律違反の私刑を行っていることに対し、唐澤弁護士は「黙認」と言われても仕方のない姿勢を見せています。

 

※1 プロバイダ責任制限法第4条第3項「発信者情報の開示を受けた者は、当該発信者情報をみだりに用いて、不当に当該発信者の名誉又は生活の平穏を害する行為をしてはならない。」

唐澤貴洋は活動団体「しばき隊」と深い関係にある。

事実と思われます。

市民活動団体「しばき隊」、現「C.R.A.C.」の実態についてはWikipediaGoogle検索等を参照ください。

唐澤貴洋がしばき隊と深いつながりを持っている証拠は多数提示されており、しばき隊関係者であるというのは事実と思われます。

 

騒動初期、アイドルを多数フォローしていたことで有名な恒心綜合法律事務所のTwitterですが、実はしばき隊の関係者と相互フォローの関係にあったことも知られています。

そのことから、唐澤貴洋はしばき隊のシンパであるという説がまことしやかに唱えられていました。


騒動初期には「噂」に過ぎなかったこの説ですが、2018年になると唐澤貴洋としばき隊の深い関係を示す証拠が続々と登場します。

 

2018年3月、元しばき隊メンバーの活動家・菅野完のウェブ放送に突如唐澤貴洋が出演しました。

生放送中、菅野からは「(森友学園の件で)感謝しかない」、唐澤からは「完さんが仰るのならばなんでもやりますよ」などの発言があり、二人が深い関係にあることが判明します。

余談ですが、この放送では仲間うちでの対談ということでとてもリラックスした様子がみて取れ、唐澤貴洋からは「わたし童貞です」などの発言も飛び出しました。

 

4月には、浅草のスイーツカフェ「Tokyo Sweets Mafia」の開店に際し、唐澤貴洋弁護士と原田學植弁護士が連名で花輪を贈っていることが判明。この原田學植(趙學植)はC.R.A.C.所属の弁護士であることが知られており、唐澤貴洋もC.R.A.C関係者なのではないかとの疑惑が深まります。

また、5月にはしばき隊関係者の木野寿紀がTwitterで「唐澤弁護士はC.R.A.C.所属の弁護士ではないが、かつて力を貸してくださったことがある」と発言。唐澤貴洋がしばき隊と協力関係にあることが証言されました。

 

そして2019年4月には、唐澤貴洋はしばき隊メンバーの原田學植弁護士と共同で事務所を運営するようになりました。

これらの証拠から、唐澤貴洋は半分メンバーと言っても過言ではないほど「しばき隊」と深い付き合いがあるといえそうです。

唐澤貴洋は100万回殺害予告された。

根拠がありません。

唐澤貴洋は2つの著書のいずれにも「100万回殺害予告された」と題しています。

「弁護士ドットコム」をはじめとする宣伝記事にも、唐澤貴洋が100万回殺害予告されたと断定する表現が目立ちます。

これらを文字通りとらえ、唐澤貴洋が100万回の殺害予告を受けたのが事実であると勘違いしてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに、インターネット上では「全世界被殺害予告ランキング」なるものが流布しており、それによると第1位はアメリカの歌手ジャスティン・ビーバー氏(12,610,000回)、第2位が唐澤貴洋(1,570,000回)、第3位がジョージ・W・ブッシュ氏(95,000回)とされています。

しかしこれは、明確な根拠もなく出典も不明であり、単に誰かが面白がって適当に書いたものにすぎない可能性もあります。

実際、唐澤弁護士自身も「100万回の殺害予告」に根拠がないことは認識しており、テレビ番組に出演した際は「インターネットで言われているのは、100万回以上」などと前置きをすることもあります。

 

「100万回殺害予告されている」というのはある意味で唐澤弁護士のアイデンティティであると思われ、事実ではないかもしれないと知りながら、宣伝文句として(または箔をつけるために)あえて言っているのだと考えられます。

誇張された宣伝文句を文字通りとらえないように注意しましょう。

 

ちなみに唐澤弁護士はまさにその著書の中で「インターネット上で飛び交う情報の多くは、根拠がなく、真偽も厳密に精査されないまま、容易にリツイートやコピーをされて、拡散していく。」と述べています。

唐澤弁護士の宣伝文句「100万回の殺害予告」もその典型例といえそうです。

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